
Shopifyで卸売(BtoB)の請求業務を回す方法|受注から締め・請求・入金まで
Shopifyで卸売・事業者向け(BtoB)の販売を始めると、小売(BtoC)とは違う請求業務が発生します。その場でカード決済してもらう小売と違い、卸売では得意先ごとの掛売り・月末締め・請求書発行・入金管理が必要になります。
この記事では、ShopifyでBtoBの請求業務を回す全体像を、受注から入金確認まで順に整理します。
ShopifyのBtoB機能でできること
Shopifyは近年、BtoB機能を全プラン(Basic・Grow・Advanced・Shopify Plus)で利用できるように開放しました(参考:Shopify Help Center)。標準で使える主な機能は次の通りです。
- 企業プロフィール——取引先を「会社」として登録し、複数の担当者・拠点を管理できる
- 卸価格・数量割引——BtoB向けのカタログで卸価格を設定(標準プランは最大3カタログ)
- 支払い条件(Netターム)——取引先ごとに「Net30(30日後払い)」などの後払い条件を設定
- 取引先ごとの免税・決済方法の設定
これらにより、卸価格での受注と後払いまでは標準機能で対応できます。
日本の卸売運用に足りない部分
一方で、標準のBtoB機能は基本的に注文1件ごとの仕組みです。日本の卸売商習慣で必要になる、次のような業務には対応していません。
- 月末締めの合算請求書——1か月分の注文を得意先ごとにまとめて1枚の請求書にする
- 適格請求書(インボイス)対応——登録番号や税率区分を満たした請求書を発行する
- 掛売りの入金管理——誰がいくら未入金か、売掛残高がいくらかを把握する
つまり、受注までは標準機能でカバーできても、締めから請求・入金管理までは別の手段が必要になります。
卸売の請求業務を回す全体フロー
BtoBの請求業務は、次の5ステップで回ります。
- 受注——Shopifyの標準BtoB機能で、卸価格・支払い条件を適用して注文を受ける
- 締め——月末などの締め日で、得意先ごとに期間内の注文を集計する
- 請求書発行——集計した注文を合算し、適格請求書の要件を満たした請求書を作成する
- 送付——請求書を取引先に送る
- 入金管理——入金ステータスを記録し、支払期限や売掛残高を管理する
このうち、Shopifyの標準機能でカバーできるのは主にステップ1です。ステップ2〜5は、Excelでの手作業か、対応アプリで仕組み化することになります。
得意先が少ないうちはExcelでも回りますが、増えてくると締め・請求・入金管理に月末の時間を取られるようになります。
ツキジメでの対応
私たちが提供しているツキジメは、上のステップ2〜5(締め・請求・入金管理)を、Shopifyの管理画面の中でカバーするアプリです。
- 得意先ごとの締め日設定(末日・25日・20日・15日・任意の日)で注文を自動集計
- 適格請求書対応の合算請求書PDFを発行
- 入金ステータス管理・支払期限超過の確認・売掛残高CSV
受注はShopifyの標準BtoB機能、締めから入金管理はアプリ、という組み合わせで、卸売の請求業務を管理画面内で完結できます。得意先3社・月5通までは無料です。
まとめ
- Shopifyの標準BtoB機能は「企業プロフィール・卸価格・支払い条件」まで対応し、全プランで使える
- ただし請求は注文単位で、月末締め合算・インボイス・掛売り入金管理は標準外
- BtoBの請求業務は「受注→締め→請求→送付→入金管理」の5ステップ
- 受注は標準機能、締め以降はアプリで仕組み化するのが現実的
卸売の請求業務に毎月時間を取られている場合は、締めから入金管理までを一つの流れにできる仕組みを検討してみてください。
この記事は月末締め合算請求書アプリ「ツキジメ」が運営しています。Shopifyの機能仕様は変わることがあるため、最新情報は公式ヘルプでご確認ください。
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