Shopifyで月末締めの合算請求書を発行する方法|掛売り・インボイス対応

Shopifyで卸売や事業者向け(BtoB)の販売をしていると、こんな場面に突き当たります。

「得意先ごとに、その月の注文をまとめて1枚の請求書にしたい。でもShopifyの標準機能では、注文1件ごとにしか請求書が出せない——」

日本の商習慣では、取引先ごとに「月末締め・翌月末払い」で注文をまとめ、1か月分を合算した請求書を発行するのが一般的です。この記事では、Shopifyで月末締めの合算請求書を発行する方法を、標準機能の限界から具体的な解決策まで整理します。

結論:Shopifyの標準機能だけでは月末締めの合算請求書は作れない

先に事実からお伝えします。2026年時点で、Shopifyの標準機能では日本型の「月末締め・合算請求書」は発行できません。

2026年にShopifyはBtoB向け機能を全プランに開放しましたが、標準で使えるのは以下のような機能です。

これらは便利ですが、いずれも注文1件ごとの仕組みです。「1か月分の注文を得意先ごとに合算して1枚の請求書にする」「適格請求書(インボイス)の記載要件を満たす」といった、日本の掛売り・締め請求の運用には対応していません。

つまり、月末締めの合算請求書を出すには、標準機能の外で何らかの手段を用意する必要があります。

月末締め合算請求書を作る3つの方法

方法1:Excelで手作業で集計する

最も原始的ですが、多くの店舗が今もこの方法です。

  1. 月末に、得意先ごとの注文を管理画面から拾い出す
  2. Excelに転記して合算する
  3. 税率(8%・10%)ごとに分けて消費税を計算する
  4. 請求書テンプレートに流し込んでPDF化する

メリット:追加コストがかからない。 デメリット:得意先が増えるほど月末の作業時間が膨らむ。転記ミスのリスクがある。軽減税率が混在すると計算が煩雑になる。

取引先が数社のうちは回りますが、掛売りの得意先が増えてくると、月末に半日〜1日が請求書作成に消えることも珍しくありません。

方法2:外部の請求管理SaaSを使う

請求管理に特化した外部サービスと連携する方法です。与信管理や督促まで含めて自動化できる高機能なものもあります。

メリット:請求業務全体を仕組み化できる。 デメリット:月額料金が比較的高め。ShopifyとSaaSの二重管理になり、注文データを手動またはCSVで受け渡す手間が残ることが多い。小規模〜中規模の店舗にはオーバースペックになりがち。

方法3:Shopifyアプリで管理画面内で完結させる

Shopify App Storeには、月末締めの合算請求書を発行できるアプリがあります。管理画面の中で注文集計から請求書発行まで完結するため、二重管理が起きません。

小〜中規模の店舗で「Excelの手作業をなくしたいが、大がかりなSaaSまでは要らない」という場合、この方法が現実的な選択肢になります。

適格請求書(インボイス制度)対応で押さえるべきポイント

2023年10月に始まったインボイス制度では、適格請求書に以下の記載が必要です。合算請求書でも同じ要件を満たす必要があります。

特に、軽減税率8%と標準税率10%が混在する場合、税率ごとに分けて対価と消費税額を記載しなければなりません。Excel運用でここを手計算していると、ミスが起きやすいポイントです。月末締めの合算請求書を仕組み化するときは、この税率区分に自動で対応できるかを必ず確認してください。

月末締めを自動化するアプリ「ツキジメ」

私たちが提供しているツキジメは、方法3にあたるShopifyアプリです。上で挙げた課題を、管理画面の中で解決することを目的に作りました。

得意先3社・月5通までは無料で使えるので、まず自店の運用に合うかを試せます。

Shopifyの標準機能では届かない「月末締め・合算・インボイス対応」を、管理画面の中だけで完結させたい場合の選択肢としてご検討ください。

まとめ

月末の請求業務に毎月時間を取られている場合は、一度自動化の選択肢を検討してみてください。


この記事は月末締め合算請求書アプリ「ツキジメ」が運営しています。

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